2010年04月19日

筑波大学新聞2009年4月発行号「"引越しごみは、

【寄稿:"引越しごみは、仕方ない..."から立ち上がれ!
国際総合学類4年 山本泰弘

 "まだまだ使える卒業生・在学生の不要品を、新入生へ提供するリユース活動"「3R+1 EcoCycle(エコサイクル)」が今年も行われ、多くの品物が捨てられることなく新たな持ち主のもとに渡った。この取り組みは毎年3-4月の引越しシーズンに莫大な量が排出される粗大ごみを抑制する目的で行われてきているものだが、実際にリユースされる品物をはるかに上回る規模のごみが出され続けていることは今なお変わりない。新入生には想像もつかないだろうが、宿舎地区の一角にうず高く廃家具・家電が積み上げられる光景が現れるのだ。

 " 住む人が同様に必要なものを、前の人が捨て、後の人は新しく買って入居する=「約4年の使い捨て」"、これは環境面でまずいという以上に、あまりに非効率ではないか。それがなんとなく続けられて主流のやり方になってしまっている。にもかかわらず、それを改善するための学生主体のリユース活動をほぼ誰もやろうとしなかった時期があった。今のエコサイクルは、そこから復活した姿である。
 関わる人手不足で休止したリユース活動を再開させるかどうかの瀬戸際のとき、キーパーソンとなった学生は"人数が少ないという現状に任せて後ろ向きな態度をとる他のメンバーに怒りを感じた"という。その感情を原動力に、少ない人数でも実行できるプランで、非効率なやり方に替わるスタイルをわずかでも実現するべく、たった6人からエコサイクルの復活は始まった。

 新たに始まった学生生活で、筑波大の悪い習慣や仕組みに愕然とする場面があるだろう。何年目かを迎えて気づくこともあるかもしれない。それらの原因は"みんながなんとなく現状に任せている"ということが多いのだ。実は、変えられる。君がそれらに直面して感じた「怒り・悲しみ・失望」は、課題解決のエネルギーだ。そういった感情を諦めで紛らすのではなく、改善に立ち上がってほしい。親友の座右の銘を引用すると、「現状維持は、退歩なり」。

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