2015年12月20日

‎また19世紀後期にまつわる本を買ってしまった‬…①佐々大河『ふしぎの国のバード』

【連載】"――‪#‎また19世紀後期にまつわる本を買ってしまった‬……"
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①佐々大河『ふしぎの国のバード』(ビームコミックス)
http://www.amazon.co.jp/dp/4047305138


イザベラ・バードは、明治前期の日本を訪れ、当時"未開・野蛮"とされていた東北地方日本海側と蝦夷地(北海道)を旅した紀行ジャーナリスト。旅の経験を『日本奥地紀行("Unbeaten Tracks in Japan")』に著し、その中で特に山形の地を「東洋のアルカディア(理想郷)」と評した…!

そんなバードさんの旅をマンガ化したのが本作。この手の作品は緻密な時代考証に基づいていて、バードさんが味わった発見や衝撃を絵で一緒に感じられる。騒がしめなバードさんと冷静最強な通訳・鶴吉のコントラストがいい感じ。…実は主役は鶴吉かもしれない件。

近代化によって失われつつあった"もうひとつの日本"を求め、東北日本海側からアイヌの地を目指すというのだから胸熱。折りしも明治日本の近代化遺産が世界遺産化される今、みんなもっとバードさんのことを知るんだ>д<;

なお画風が『エマ』や『乙嫁語り』と似ているので作者はそのアシスタントかも。



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